(有)横幕石材工業

墓石工事の流れ│(有)横幕石材工業

墓石工事の流れ

安心のお墓づくりはこちら!!

お墓を新しく建てる新築工事の流れをご紹介いたします。この流れを見ていただければ、弊社ではどのようにお墓を建てているのかお分かりいただけると思います。 ここで少しお話したいのが、北海道の寒冷地では温暖な地域とは異なり凍結(凍結融解作用)によってコンクリート、石材が傷みやすいと言えます。
寒冷地にお墓を建てることを考えた上での基礎工事のやり方、施工方法、石材選び、材料選びなどが重要になってきます。そういったことも踏まえてこちらをご覧いただければ幸いです。
また、ここでご紹介している写真は、新築・リフォーム工事をご契約いただいたお客様にお墓完成の記念品「完成アルバム」としてお渡ししております。

基礎工事

着工前今まであったお墓の撤去が終わって、お墓の土台となる最も重要な基礎工事を開始します。写真のように各工程ごとに黒板を用いて、工事状況を撮影・記録していきます。

掘削状況お墓の基礎を作るべく、バックホウで掘削していきます。周りのお墓に注意しながら、見えにくい箇所などは特に作業員の指示通り作業を進めます。また、建設作業同様ヘルメットを被り安全第一で作業しております。

地盤転圧状況お墓を建てた後、お墓が沈んでいかないように締固め機械でしっかりと土を締固めていきます。

地盤転圧後 深さ土を締め固めたら、その深さをオートレベルで測定して、土の高さを同じ高さに合わせていきます。

砂利転圧状況次は切込砂利を全体にまんべんなく敷きならしてから、同じようにしっかり転圧していきます。砂利厚さは通常150~200mmで、厚くし過ぎてしまうと砂利の上を歩いた時にたわんでしまい施工不良となるため注意して行っております。

砂利転圧後 深さ土質にもよりますが、この現場では砂利転圧後 深さH=650mm。(砂利厚さL=200mm)と致しました。

型枠設置後 土転圧状況コンクリートを入れるための型枠を設置後、また同じように土を締固めていきます。型枠の設置作業では、オートレベルで型枠角の4点を測定して、高さに違いがないよう高さを合わせていきます。型枠には高さ900mmの型枠を使用しています。

型枠設置後 砂利転圧状況土の締固めが終わったら、次に切込み砂利を入れ全体的に高さが均一となるようしっかりと締固めを行います。

鉄筋敷設 鉄筋間隔砂利の転圧が終わるとコンクリートの強度UPに欠かせない鉄筋の敷設作業を行います。ここでは、異形鉄筋の間隔(ピッチ)が300mmになっているか測定している写真です。ピッチが広過ぎると強度不足になりますし、狭過ぎると鉄筋と鉄筋の間に入るコンクリートの量が減り強度不足となります。

鉄筋敷設 かぶり厚さ次はコンクリートのかぶり厚さの測定です。土に面する部分の基礎は鉄筋にコンクリートが60㎜以上かぶるように建築基準法で定められています。凍害対策のため弊社では100mmのかぶり厚さとしております。また外周の立ち上がり部分は70~100mmのかぶり厚さとしております。(基準では40mm以上。)

鉄筋敷設完了測定が終わると生コンを打設する準備に取り掛かります。生コンを入れたときに型枠が膨らんだり、移動しないように周りをがっちり固定します。真っ直ぐ伸びているパイプは塩ビ管で、お墓内部に溜まった水を排水するため、計4箇所の穴を地面まで貫通させています。

生コン打設状況生コンの打込みには、運搬、締固めなど気を付けることがたくさんありますが、その中でも特に重要なのは締固め作業です。生コンの締固めは内部振動機(バイブレーター)を使用して行い、1箇所あたりの振動時間、バイブレーターを差し込む間隔、鉄筋に触れさせないなど基準通りに作業することで品質の良いコンクリートができるように作業します。

コテ仕上げ状況生コンを打ち終え少し時間をおいてから、コンクリート表面をタンピングして余分な空気や分離した水を追い出すことで密実なコンクリートを造ります。次に木ゴテ、金ゴテの順で仕上げをします。

生コン養生状況規模、時期などにもよりますが通常7日間以上養生します。乾燥ひび割れを出来るだけ少なくするためシートを上から掛け養生しております。日光、雨、ゴミ、土埃などから露出面を保護する目的もあります。

基礎コンクリート高さ養生が終わると完成したコンクリートが設計図面通りか測定していきます。コンクリートの高さ、間口、奥行、対角線長、納骨穴・水抜き穴の位置などを確認していきます。

基礎コンクリート完成完成したコンクリートを正面から見た写真です。気泡も少なく、骨材の偏りもほとんどないお墓を建てても安心なコンクリートが出来上がりました。

基礎コンクリート完成こちらは右斜め前から見た写真です。

埋め戻し完了測定が終わると埋め戻し作業を行います。コンクリートの周りに土を入れ、締固め機械で土をしっかり締固めていきます。最後にコンクリート表面を水とブラシできれいに洗ったら基礎工事完了となります。

建込み工事

外柵設置状況お墓の土台となる基礎工事が完成したら、いよいよお墓を建てる作業に入ります。まず石材を設置する箇所に墨を打ちます。次に移動式クレーン車を使用して石材を吊上げ、ひとつひとつ設置していきます。設置には鉄水平器を使い、水平・鉛直を確認しながら据え付け作業を行います。石材同士の高さは同じか、目地の間隔は同じか、対角の長さは同じかなどを確認しながら作業していきます。

外柵設置状況ボンドを付ける際は、石材、コンクリートに石の粉、汚れが付着していると接着不良になるので、硬く絞った1回使いきりのウエスでキレイに拭き乾かしてから接着します。石材と石材の間、石材とコンクリートの間に付け、しっかり固定します。接着に使用するボンドはどちらも石材専用で、がっちり強力に固定するボンドと弾力があり粘りのあるボンドの2種類を使用しています。

外柵設置状況土台となる部分の外柵の設置完了。

外柵設置状況設置が終わるとボンドが硬化する前にもう一度水平を確認していきます。2回確認することでミスを無くしていきます。これは外柵の腰石の水平を確認している様子です。

外柵設置状況外柵の内部の石材の水平を確認している様子です。

外柵設置状況入口の階段の水平を確認している様子です。水が外に流れていくように水勾配をとっています。

外柵設置状況門柱の水平を確認している様子です。

外柵設置状況ベンチの台の水平を確認していて、縦の水平器は水が流れていく水勾配を確認しており、横の長い水平器は水平を確認しています。

床石敷き状況床石を敷く作業です。まずコンクリートに水を撒き、コンクリートに水を吸水させることでモルタルとの付着を良くします。モルタルは使う分だけその都度練り、セメントには白華防止剤を混ぜております。隙間がないようにモルタルを密実に敷き、三角ゴテで均一に均していきます。

床石敷き状況均一にしたモルタルの上に床石を載せ、ゴムハンマーで叩いて締めていきます。目地、位置を確認しながら作業を進めていきます。

耐震施工耐震施工で使用する材料です。全て信頼のできるステンレス製のものを使用しております。石材を設置してから穴の位置決めをして、ドリルで穴を開けているため位置がズレる心配はありません。

耐震施工状況穴を開けた個所にアンカーを差込みハンマーで打ち込んだら、L型金具を取付け、ワッシャー、ナットの順で取付け締めていきます。

内部石設置完了取付けが完了しました。これはお墓を正面から写した写真です。

内部石設置完了横から見たものですが、石と石・石とコンクリート同士を動かないようにしっかり固定しております。

内部石設置完了左斜め前から見たものです。水抜き穴、通気口も見えます。

納骨室間に見えるのはお骨を納める納骨室で、穴は地面まで抜けており、土の上に砂を敷いております。

納骨室仕上げに「まほろば(納骨室内環境保全材)」を使用しております。防カビ・湿気を防ぎ、水はけを良くする効果が期待できます。

納骨室まほろばを入れた後の納骨室です。納骨室内の雰囲気も明るくなりました。

天板石設置状況墓石が載ることになる台の部分(天板石)の作業状況です。天板石を上に載せた時、ボンドが均等に潰れて、プレートをバランス良く置くことで荷重が均等に掛かるようします。部材が大きく重いため、この作業は最も神経を使う作業です。

ベンチ設置状況ベンチの部材設置状況です。座る部分の天板を据付ける前で、完成したら見えなくなる中の部分も部材ひとつひとつ丁寧に接着、コ―キングしております。

目地コ―キング状況1枚使い捨てのキレイなウエスで石材の汚れをしっかり拭き上げてから、コ―キング作業をします。目地をする箇所にマスキングテープを貼り、シール材を石と石の間の目地に中まで入るようにしっかりと充填していき、コ―キングコテで表面を仕上げていきます。

外柵設置状況床石、門柱、ベンチ、外柵の一部までコ―キング作業が完了しました。

墓石設置状況墓石の芝台の設置状況です。水平を確認しながら仮組みをしていきます。

墓石設置状況鉄水平器で鉛直を確認している様子です。

墓石設置状況仮組みが終わると次はボンドでひとつひとつ接着していきます。底面と石と石同士にもボンドを付けがっちり固定していきます。その際、鉄水平器で鉛直・水平をもう一度確認します。

墓石設置状況石同士の接着状況。

墓石設置状況墓石の上台設置状況。鉄水平器で水平を確認している様子。

墓石設置状況墓石の仏石が組みあがり、目地のコ―キング作業の下準備であるマスキングテープを貼る作業が終わりました。

墓石設置状況供物台設置の様子です。間に見える穴はお骨を納める納骨室です。

目地コ―キング状況この上にふたをすれば、お供物を置くことができる供物台の出来上がりです。ふたを持ち上げることでお骨を納骨室へ納めることができます。(香炉を横に動かして納骨することもできますが、供物台のふたを持ち上げる方が重さも軽く納骨し易いです)

目地コ―キング状況墓石が組みあがったら、コ―キング作業を行います。

墓誌台設置状況墓誌の台を据え付けている様子です。

墓誌台設置状況ボンドを付け、位置が決まったら水平を確認。残りはコ―キングをして完成です。

羽目横設置状況外柵の部材である羽目横の設置状況。ひと手間かけたくり抜き加工をしているため、クランプで吊る位置が難しく慎重に設置しております。

目地コ―キング状況門柱灯篭の笠の裏側もしっかりコ―キングします。

目地コ―キング状況外柵の後羽目の目地が見えない箇所にも水が入らないようにするためコ―キングをしていきます。

完成まであと少しです。

砂利敷き状況お墓の周りに砂利(青砂利)を敷いて完成となります。緑色の砂利でお墓の周りに敷くと明るくなりお墓が引き立ちます。

工事完了「エアサイクルのお墓」完成写真。右斜め前からの写真。

左斜め前からの写真。

右斜め後ろからの写真。右側と後ろ側に見えるシルバーの丸いものが通気口です。

左斜め後ろからの写真。左側と後ろ側に見えるシルバーの丸いものが通気口です。

この工事の『工法』『石種・産地』『使用材料』については、下記をご覧ください。

工法

エアサイクルのお墓 詳しくは『エアサイクルのお墓』をご覧ください

石種・産地

石種:緑系御影石 G668、産地:中国 中国材の中でも特に石質が硬く、艶持ちが良い。また、水も吸いにくく、耐久性にも優れているため寒冷地向きの石材です。

石種:黒御影石YKD、産地:インド インド材の黒御影石と言えばこの石材で、非常に硬質で水も吸いにくく、耐久性にも優れているため寒冷地向きの石材です。

使用材料

石材用接着剤「耐震くん(ナニワ)」1成分形弾性変成シリコーン 接着剤として石材と石材の接着、石材とコンクリートの接着に使用しております。耐震・耐熱・耐寒・耐水性、肉やせがない、接着性が高い。

石材用接着剤「EP1000(セメダイン)」2液形エポキシ樹脂系接着剤 接着剤として石材と石材の接着、石材とコンクリートの接着に使用しております。施工性が良く、不溶性。

目地材「アークシールS-100J 防カビ剤入り(タイルメント)」シリコーン系1成分形コ―キング材 目地材として石材と石材の間、石材とコンクリートの間に使用しております。カビ・湿気に強く、耐水・耐候性も優れており、施工性も良い。

耐震「スタッドアンカーHSA-R M8X55 5/-/-(ヒルティ)」材質:ステンレスSUS316 L型金具との併用で石材と石材、コンクリートと石材のズレを防止する。

耐震「L型金具 リブ補強」材質:ステンレスSUS304 L型金具との併用で石材と石材、コンクリートと石材のズレを防止する。

レベル調整「セットプレート ハニカム構造」材質:特殊ポリプロピレン 建設現場でも使われており、圧縮・衝撃に強く、割れ・座屈がない。

レベル調整「調整クサビ(ダンドリビス)」材質:PSポリスチレン 微調整がし易く、石材にも使用できる調整クサビ。

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